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三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 様

屋内外の現場の暑さ指数を同じタイミングで計測・比較することで
熱中症のリスクをより深く理解し、さらなる環境改善へ

建設業エンジニアリング業メンテナンス業

屋外で日中、太陽に照らされて作業することや、屋内の風通しが悪い環境で作業することもあるのが建設の現場。プラント工場は特殊な製品を製造する関係上、工事・メンテナンスする際は、周辺環境へ与える影響をより配慮しなければならず、熱中症対策を十分にできない場合もある。そこで欠かせないのが、作業現場の暑さ指数の把握。熱中症リスクのいち早い察知や、定期的な計測作業の効率化を「SisMil」で実現した。

小高 良介グループマネージャー(GM)

お客様の課題
  • 炎天下の屋外や、空調のない屋内など、業務環境が酷暑になりやすく、暑さ指数の計測が必須。
  • 計測器を現場へ持参し、暑さ指数を人が測っていたため、計測が業務上の負担になっていた。
  • 計測器が1台しかなく、複数の現場を同時に測り、暑さを数値比較することができなかった。

導入後の効果
  • 事務所や自宅から暑さ指数をリアルタイムで確認でき、現場に計測へ行く負担がなくなった。熱中症の注意喚起も迅速にできるようになった。
  • テレワークや残業削減といった、労働環境の多様化・改善につながった。
  • クラウド上に保存されたデータを、証跡や熱中症対策の改善にも活用できた。

導入の背景

湿度も高い北陸・富山の夏は、熱中症の危険が高い

三菱ケミカルエンジニアリング株式会社は、化学や合繊、食品、医薬品、情報電子、物流システム、環境、エネルギーなど、多様な産業分野における各種エンジニアリング事業や設備管理事業、メンテナンス事業などを手掛けている。地域密着型のサービスを重視して日本各地に拠点を設けており、今回SisMilを設置したのが北陸の富山事業所だ。実際に利用したのは、そこで工場やプラントの建設事業を担っている「建築グループ」であり、設置・利用を主導されたグループのグループマネージャーである小高氏(以下、小高GM)を訪ねた。

広い事業所の、各現場を回る計測は大きな負担

小高GM:SisMilを利用した7~9月は、富山でも熱中症が懸念される時期です。富山の夏は涼しいと思われている方が多いかもしれませんが、最高気温が35℃を超えることもあります。また北陸は一年を通して湿度が高めで、熱中症は温度だけでなく湿度も大きく関係しているため、熱中症リスクが高い地域だと思います。
富山事業所では、以前から暑さ指数(WBGT※)値を計測していました。毎年、建設工事の現場だけでなく、工場内の暑さも問題になっており、事業所全体で熱中症が危惧されていたからです。熱中症は即人命に関わるので、最優先で対策を施さなければなりません。「熱中症は絶対に出さない」という強い気持ちを持って仕事に取り組んでいます。
しかし、現場が多く、その全てを計測して回る作業は大変です。そして新型コロナウイルスの影響もあり、現場へ行かずに遠隔で計測できる手段がないものかと試行錯誤していたところでした。そこへちょうど、株式会社大林組 富山営業所からSisMilをご紹介いただき、「これはいい」と導入を検討したわけです。
※WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature

導入の効果

屋外と屋内の、暑さの違いを比較検証してみたい

小高GM:熱中症対策には、10年くらい前から取り組んでいます。これまでの計測では、私や部下が計測器を持って、1日に3回ほど現場へ行って計測していました。しかし計測器が1台しかなかったため、複数の現場を同時に計測し、比較することができませんでした。
そこで、SisMilを事業所敷地内の屋外と屋内に子機1台ずつ設置し、2ヵ所の暑さ指数(WBGT)を比較しながら、熱中症リスクを詳細に確認したいと考えました。
屋外は、建設工事の作業員が集まる事務所前に設置。そこなら、敷地内の多くの屋外エリアと同じ傾向が見られるはずだと思ったからです。また屋内は、耐震補強工事を実施する施設内に設置しました。鉄骨材を搬入・施工する作業や、そのための足場の組立・解体といった作業場所で、どれくらいの暑さ指数(WBGT)となるか知りたいと考えました。この施設内は、もともと人員を置かず機械だけが稼働している施設であるため空調設備がなく、騒音の関係で窓を開けることもできません。その上、補強工事中も機械は稼働していたので排熱があり、屋根や壁が断熱仕様になっていないため日射熱もある。人が工事作業をするには、大変過酷な場所でした。

小高 良介 GM

熱中症に対する意識改革や、テレワークにも寄与したSisMil

小高GM: SisMilは、ご紹介いただく前から私が持っていた「こういった製品があったらなぁ」というイメージと、ズバリ合致するものでした。
まずは、事務所のパソコンから、各現場の暑さ指数(WBGT)をリアルタイムに確認でき、われわれが実際に計測へ行く必要がありません。スグに確認でき、非常に重宝しました。これにより、熱中症リスクを迅速に察知でき、対策までの時間が短縮されました。
また、現場での声掛けや、事前の注意喚起も増えました。作業員からは「いま何℃ですか」と質問が来るようになり、熱中症への意識が変わったと感じています。
そして、新型コロナ感染予防のために人との接触機会を減らすよう会社が勧告していましたので、現場で人と接触することなく計測できることは、昨今の状況にとてもマッチしました。テレワーク中も自宅から見ることができましたし、「働き方改革」という観点においても、現場を回る手間が省けたことで、業務の効率化にもつながりました。

計測データを活かし、さらなる熱中症対策や、健康経営の実現へ

小高GM:他にも、SisMilならレンタルでの提供とのことで、計測器の「校正」を自社でする必要がなく、その手間と管理の負担が軽減できました。また、JIS Z 8504に基づく作業条件の設定が可能で、当社では作業員の服装タイプを設定し、それによる負荷を踏まえた数値を見られました。より深く数値を読み込むことができたと思います。
データ閲覧という点では、クラウド上にデータ保存されているため、証跡にも利用できました。閲覧画面は見やすく、操作レスポンスも良いと思います。グラフ表示では暑さ指数(WBGT)の一日の傾向を知ることができました。屋外数値が14時を過ぎると下がってくるのに対し、屋内はなかなか下がらないことが分かり、屋内では業務終了間際まで熱中症リスクが高いことが判明したことも収穫です。

このようにSisMilには、単に暑さ指数(WBGT)を計測するだけでなく便利な機能もあり、業務にいろいろと役立ちました。三菱ケミカルホールディングスグループとしても健康経営を前面に出していますので、作業員の業務環境をより良くするために、現場を広げながら今後もSisMilを利用してみたいと思っています。

プロフィール

三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 様

  • 所在地

    【富山事業所】〒931-8601
    富山県富山市海岸通3

  • 設立

    1957年12月16日

  • 資本金

    14億500万円

  • 従業員数

    1,200名(2021年3月)

  • 事業内容

    〈建設業〉
    〈エンジニアリング業〉
    〈メンテナンス業〉
    各種産業分野における工場、プラント等

  • WEB

    https://www.mec-value.com/

※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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