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モバイルマルウェア元年 ~あなたのスマホは大丈夫?~

携帯機器に感染するウイルスは「モバイルマルウェア」と呼ばれています。携帯電話用のOSであるSymbian(シンビアン)では10年以上前からモバイルマルウェアの出現が確認されていますが、このOSは日本の携帯電話には採用されていませんでした。そのため、日本国内でモバイルマルウェアが話題になることは、今までほとんどありませんでした。

ところが、Android携帯などのスマートフォンが国内で急速に普及してからは状況が一変しました。最近ではウィルス感染事例が相次いで報告される状況になっています。今後もスマートフォンへの普及が進むのは確実視されていますので、聞き慣れなかった「モバイルマルウェア」という用語も、残念ながら一般化することになるでしょう。
最近出現したモバイルマルウェアの中には「盗聴ウイルス」と呼ばれるものもあります。これは通話内容を音声ファイルに保存して特定のサーバに送信するというものです。こうした新しいタイプのウィルスが出現するのも、モバイルマルウェアの特徴のひとつと言えます。

モバイルマルウェアの侵入を防ぐためにどのような対策を講じたらよいのでしょうか。今のところは絶対確実な手段など存在しないというのが実情です。スマートフォン専用のセキュリティ対策ソフトの普及も始まっていますが、こうしたソフトを利用してもモバイルマルウェアの侵入を100%防げる保証はありません。
セキュリティ対策ソフトの導入はスマートフォンの安全性を維持するための必要条件には違いありませんが、決して十分条件ではないのです。
現在のところ、モバイルマルウェアの脅威を最低限にとどめる確実な方法はユーザーの意識に尽きると言ってよいでしょう。怪しいサイトを訪れない。怪しいアプリケーションをインストールしない。この2つを守るだけでも、スマートフォンの安全性をかなり高いレベルで確保することが可能になります。

業務効率の向上のため、企業内でスマートフォンを正式採用するケースが増えてきていますが、安全性を維持するために重要なのは、モバイルマルウェアをはじめとしたセキュリティ上の脅威をしっかりと認識することにあります。最も効果的な取り組みは、スマートフォンの利用に関する教育プログラムを各企業がしっかりと確立することにあると言えるでしょう。

2011年が「モバイルマルウェア元年」などと呼ばれることのないよう、利便性と安全性の両立を考えていきたいものです。

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