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オーク情報システムのメールマガジン

編集後記(メールマガジンvol.9)

震災の影響により、夏場における電力需給の逼迫が懸念されるなか、電力不足問題にどう取り組んでいくかが各方面で真剣に議論され、国民の「節電」に関する意識も大きく変わりつつあるようです。
そうした中、普段何気なく使用している照明器具や電化製品、情報機器、移動手段等についてそれぞれの電力使用を点検していたところ、今まであまり意識することのない領域があることに気づきました。それは、クラウド・コンピューティングにかかる電力消費です。
さっそくデータセンターにおける電力消費について調べてみたところ、電力消費効率の重要な指標としてPUE(Power Usage Effectiveness)という値があることを知りました。

PUEは、データセンター全体の消費電力をIT機器の消費電力で割ったもので、1.0に近いほど電力消費効率が良いことを意味します。PUEに注目すると、ひとくちにクラウドといっても、各社のデータセンターには電力消費効率に差があるのがわかります。
クラウド・コンピューティングへの関心は、業種を問わずあらゆる方面で高まっていますが、「雲の向こう側」で電力がどのように消費されているかという点について意識する人は少なかったと言えるのではないでしょうか。むしろ、そうした点を考えなくても良いことこそが、利用者にとってクラウドを利用するメリットのひとつだったのかもしれません。

しかし、どのような情報資産を、どのようなITサービスを利用して、どれほどのエネルギーとコストを使って活用していくのかは最終的に利用者が判断する領域と考えなければなりません。節電の重要性については今までも理解していたつもりでいましたが、身の回りには、意識しなければならないことが、まだたくさんあることに気づかされました。(小菅憲雄) 

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