- 現在のサービスについて伺います。まずF@cile_RIAについて伺いますが、RIAとは何でしょうか?

RIA(Rich Internet Application)とは、ユーザの操作性の向上を目的に「直感的に使用方法が分かるインターフェース」を実際に操作して感じてもらうことをいいます。例えばAdobe Flexでは、充実したコンポーネントや異なるプラットフォームにも対応しており、柔軟で優れた表現性、操作性を持ったWebアプリケーションが可能です。- RIAに取り組もうとした理由を教えてください。
きっかけは、親会社(大林組)における社内と工事事務所、協力会社との間のプロジェクトの情報共有化のリニューアルです。前提として強固なセキュリティと、非常に通信環境の弱い地域などを含め共通のサービスを提供することでした。また多くの利用者が判りやすい操作性に加え、操作の流れを邪魔しないレスポンスも要求されました。ユニークな点として大容量のファイルを扱うことがあります。施工図面や写真など100MBにもなるファイルを大量に扱います。- 具体的なサービスについて説明していただけますか?
ここで培ったRIA技術、インターネット上の情報共有技術を生かしたサービスとして、「RIA開発サービスセンター」による開発技術支援サービスと構築サービスを提供いたします。開発技術支援サービスはRIAによるシステム開発を側面からサービスすることで、オンコールとオンサイトがあり、オンコールは電話による相談サービスです。例えばFlex、Airの利用方法、トラブル回避策などにお答えいたします。オンサイトはお客様とご一緒に企画から設計、製造、テストを行います。また一括受託での開発も行っています。今後は開発ツールの提供も進めていく予定です。- RIAの摘要分野は広がっていくのでしょうか?
広がっていくと思います。企業統合によるルールの複雑化、業務のアウトソーシング化による操作性向上(直感的)などシステムの利便性を高める要求はさらに求められると思います。特に弊社が力を入れているのが企業間情報共有基盤の構築です。企業内の情報共有はグループウエアの普及により多くの企業で実施されていますが、企業間となるとクリアしなければならない問題があります。セキュリティ、利用者のリテラシー格差および写真、動画を含め扱うデータの大容量化です。これらの問題を弊社が培ってきたRIA技術により解決し、お客様に満足いただけるシステムを提供していきます。- ID管理(F@cile_IDMs)について教えてください。

企業内では勘定系システムや情報系システムなどいくつかのシステムが利用されています。これらを利用している人は組織の変化に伴い利用するシステム、利用してはならないシステムが制限されることがあります。採用、異動、退職などにより各システムの利用権限を組織の変化に合わせて個別に管理するには限界があります。また、内部統制の関係上、権限変更履歴をきっちり管理しなければなりません。弊社では、お客様の規模により適切なID管理法を計画段階のシステム選定から実施、運用まで支援いたします。- ファシリティマネージメント(FM)のF@cile_FMについても教えてください。
例えば、事務所ビル、マンションなどは、だいたい50年から60年利用されます。早急には壊さない。ただ、50年、60年という期間を建物としてきちんと使うには、それなりに投資(メンテナンス)しなければいけません。
メンテナンス計画を事前に立て、計画的に修理・交換をやっておかないといけない。後工程になればなるほど余計なお金がかかります。
故障したら直すのではなくて、故障する前の適切な時期に交換して、余計なコストをカットすることが大事です。そのために、日々の清掃とか、定期点検、巡回パトロールと同時に、その状態を記録していくことが重要です。その記録を基にして、先の計画を検討し実施していくことです。
結局は、そうした日々の情報をデータベースにどんどん詰め込んでそれを分析しながら、来年とか再来年あるいは10年後の修繕計画を立てていく。会社によっては、50棟あるいは100棟所有している場合、管理を計画的にすることによって、年間で数億円の差が出てきます。
それが何十年となると大きな金額になるわけで、そこをうまくコストセーブするためのシステムです。一朝一夕で答えが出るのではなく、10年とか15年とか使っていく中で結果が出てくる結構気が長い仕組みです。
F@cile_FMはいま注目のSaaS型サービスで建物台帳、設備台帳、工事計画、リクエストマネジメント、ドキュメント管理およびオプションの中長期修繕計画などが用意されています。- では最後に、御社が提供するSIサービスの強みをお聞かせください。
中心はRIA、ID管理、FMですが、社内にはシステム運用受託部門もあり、企画から運用まで経験豊富な人材がいますので、スパイシーな本物をご提供し、お客さまともども事業継続できることだと思います。


